
6月1日発売 標準価格:オープンプライス 連絡先:お客様相談センター シヤーブ株式会社のモバイルマイコン第一弾「MZ-80KM」がいよいよ発売される。 ●オリジナルMZ-80Kのイメージを踏襲 同社初のモバイルマイコンは、MZ-80K/Bをターゲットとして採用した。MZ-80と言えば、NECのPC-8001と並んで、日本のパソコン黎明期を語る上で、欠く事の出来ない名機である。 今回モバイル化に当たって、液晶ディスプレイ部を黒、キーボード部を銀のツートンカラーを採用し、当時のデザインイメージを損なわぬ様に配慮している。 更にディスプレイ部の黒い塗装には、「ピアノ調塗装」を思わせる光沢があり、質感が高い。これにより現代の情報機器として恥ずかしくない、精悍さと高級感を漂わせている。
一方でこのような塗装に付き物の悩みとして、表面についた指紋や脂が目立つ、という問題も抱えている。気になる向きはクリーニングクロスを一緒に携帯する必要があるだろう。が、元来の塗装が美しいだけに、きれいに磨き上げたときの喜びは大きい。1日の終わりにMZ-80KMを磨き上げ、塗装を愛でる、というのも悪くないかもしれない。 ●高い質感
MZ-80xMシリーズはディスプレイ部を回転させて「ビュースタイル」に変形できるのが大きな特徴の1つだ。このような複雑な機構を備えながら、ボディ全体の剛性感や質感が損なわれていないのがMZ-80KMの魅力の1つだ。回転時の重みやクリック感も適切だ。 ノートPCやPDAのような製品では、コストの問題から、写真で見るより質感が低い場合が多いのだが、MZ-80KMにはこのようなことが起きていない。 ●ストロークたっぷりのキーボード MZ-80xMシリーズの“売り”の1つであるキーボードは、先代のレイアウトをそのまま継承しており、PDA機器としては尋常ではない深いストロークを実現しており、クリック感、キーピッチ共良好だ。キーボード全体の剛性感が高く、打鍵してもベコベコとへこむような嫌な感触は皆無だった。 この様な優れた機能性を実現できた背景には、偶然にも、MZ-80Kのキーボードレイアウトが碁盤の目の様に縦横正方に整列されていたのが功を奏した、と言えるかもしれない。
●最大の魅力は塗装? 全体的な出来は非常によく、買いの印象が強いが、6月21日に電子辞書と大容量バッテリを標準で搭載し、MZ-80B互換のMZ-80BMの発売が待っている。1万円程度の上積みでこれらが手に入るなら、こちらの方がお買い得だ。 しかしながらMZ-80KMのシックな塗装は捨て難い魅力だ。常に持ち歩くPDAでは、所有欲を満たしてくれる質感の高さも重要なポイントになる。大容量バッテリや電子辞書は別に買えるし、MZ-80系のソフトを動作させるなら、乱暴な言い方かもしれないがKでもBでも大差はない。そう考えると、外観のためにMZ-80KMを買うのも悪くないように思われる。 □シヤーブのホームページ (2003年5月25日) [Reported by macotz]
【妄想 Watchホームページ】
|